マレーシア/クアラルンプールのタクシー事情
- 2014年03月02日
- マレーシア情報
過去何度も訪れているクアラルンプール(KL)ですが、需要と供給のバランスなのか、タクシーが少し強気になってきているように思え、以前と比べても、メーターではなかなか行ってくれないケースが増えているように感じました。
現地での一般的な乗車は、メーター制かドライバーとの交渉制のどちらかでタクシーを利用する慣習となっており、交渉制そのものが悪いことではありません。とは言いながら、英語が全く話せず&現地の土地勘のない日本人の方にとっては交渉制は慣れるまで多少苦労するかもしれません。また、ツインタワー周辺等の観光エリアでは慣れない観光客を狙って法外な料金を請求するドライバーも一部いるとも聞いています。英語に不慣れ&初マレーシアの方であれば、割高であっても最初は現地業者を通して日本語可能なドライバー&送迎車を利用する方法もあります。
現地のタクシーについては主に、①通常のバジェットタイプ(車体カラーは赤白か赤が多く、このタイプが一番車両台数が多い。料金は安いがメーター使用とは限らず、交渉制も多い)、②プレミアムタイプ/ブルー・タクシー(車体カラーはブルー。料金設定は割高だが、ほとんどメーターで走ってくれる。ただし、一般路上ではすぐに捕まらない時もある)に分けられます。また、それぞれ深夜&早朝の利用には5割増しの料金設定となります。KLでは自動車の保有台数が毎月のように増えており、それに伴う渋滞も多くなっていますので(特に朝夕の通勤時)、移動時間の考慮も必要となります。
今回、滞在しているホテルを通して翌朝のタクシー予約をした際も、時間どおりに来ないケースがありました。慣れてしまえば何ていう事はないのですが、日本の常識は持ち込まずに、現地タクシー移動の際には、少し余裕を持って行動される事をお勧めいたします。