マレーシアの国民性/親日国のありがたさ
- 2014年03月06日
- マレーシア情報
マレーシア人の国民性は、南国の気候と安定した経済環境のせいか、あくせくしておらずかなりのんびりしております。日本の接客サービスのような、きめ細かさには正直欠けており(それが一概に悪いと自分は感じておりませんが)、仕事よりもプライベート優先といった雰囲気が見え隠れします。
時間どおりに来なかったり、頼んだオーダーが間違っているなんてことも間々ありますが、自分はマレーシアの国民性は大好きです。
のんびりし過ぎた部分はあるものの、日本人が失いかけている、何か大切なものを持っているようにも感じています。盲目の方がいると、すぐに手を差し伸べる若者を多く見かけたり、電車でお年寄りに席を譲る光景も何度も目にしています。また、純粋で人懐っこい国民性のせいかタクシーに乗ると、自分の愛する家族や子供の紹介も含め、トークが止まらないドライバーも珍しくありません。日本人は外国人に壁を作りがちですが、マレーシアの方は外国人である我々を逆に歓迎してくれ、日本という国や日本人に敬意を持って接してくれます。
マレーシアはアジアでも有数の親日国家です。これは、ロングステイをする環境ではとても大切な要素で、反日感情のある国とは住みやすさに格段の違いがあるはずです。現在、タイやマレーシアから北海道に訪れる観光客も増えていますが、自分も感謝の気持ちを忘れず接していきたいと思っています。